チャレンジ!3年目

ホタルプロジェクトは、最初「門川高校をホタルの舞う高校に!」から出発しました。11年前の総合学科1期生の頃です。そのための「ホタル飼育」に取り組む中で、雨の降る夜におこなわれる幼虫の上陸行動が、生物室(室内)でもおこなわれることから、「上陸行動と気圧の関係」の研究、「初上陸と水温との関係」の研究が生まれました。その2つの研究考察の実証実験として、平成26年と平成27年、人為的に水温管理と気圧低下条件を与えることで、本来上陸しない秋に、2年目幼虫を上陸させることに成功しました。しかし成虫に羽化させることはまだできていません。今年3年目のチャレンジとして、再度、強制上陸実験と秋ボタルの羽化に取り組んでいます。今、上陸可能と思われる大きな2年目幼虫50匹を、恒温器の中で温度管理のもと飼育しています。詳しくはまた書きます。