稚貝採集装置

ゲンジボタルのふ化幼虫は、体長1~2㎜くらいしかないので、カワニナの稚貝を食べさせなければなりません。だから、たくさんのカワニナの稚貝が必要になります。毎年、この稚貝を集めるのに苦労しています。

この稚貝の採集装置を、この前の鳥取全国大会で、北九州ホタル館の中村先生が発表されました.早速帰って、この装置を参考に作成しました。(写真参考!)プラスチックのざるカワニナを入れ、逃げないようにフタを付けます。その下に、そのざるをすっぽり包む網を取り付けて、ざるから落ちてくる稚貝をこの網で受けます。ろ過装置は、壁に貼り付け式で、上からカワニナに水が落ちるようにセッティングします。ざるの中には約1㍑のカワニナを入れ、2日くらいでけっこうたくさんの稚貝が取れました!是非試してみて下さい。

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コメント: 2
  • #1

    三川内小中学校 榊原裕二 (火曜日, 12 7月 2016 09:11)

    稚貝採集装置見せて頂きました。 私は、スポイドで稚貝を吸い取って観察用トレーの幼虫には、与えています。生徒にもさせていますが、気の遠くなりそうな、作業です。ありがとうございます。本日実際に見学させて頂きます。よろしくお願いします。

  • #2

    竹林国興 (水曜日, 20 7月 2016 20:41)

    いつもお世話になります。毎日ホタルの館に通っています。水交換と幼虫確認作業が日課と
    なり楽しみが一つ増えました。7月17日からバット毎に幼虫確認作業を行っています。
    今日で1バットの点検が終わりました。最初290匹だったのが159匹になっていました。140匹ほど少なくなっています。こんなものでしょうか?明日から第2バットの点検を行います。稚貝採集装置はホタルの館、自宅ともに順調にいっています。金曜日稚貝採集を楽しみにしています。 初めて投降しました。    竹林