ブロックの壁を登っていく上陸幼虫

今日は、門川町竹名地区の水路のブロック壁を登る上陸幼虫の写真です。ここは、いわゆる三方貼の水路ですが、砂利が底にあって、2年前から100匹以上のゲンジボタルが舞ってます。この写真は、昨年(2015年)の3月15日に撮影したもので、2㍍弱のほぼ垂直のブロックの側面を登っていって、その上の土に潜っているようです。10匹の上陸幼虫の光のラインが見えます。

 

ところで、ホタルの幼虫も地震は感じているのでしょうか。ここ宮崎の延岡でもかなりの揺れがありました。最大震度5弱!。上陸や、蛹化・羽化に悪影響がなければいいのですが…。

 

ゲンジボタルの幼虫は、早いものでは3月の中旬から、気圧が下がる(雨の降る)夜に、約9ヶ月生活していた水の中から陸に上っていきます。その時おしりの2カ所が光っています。

 

 上陸幼虫はこの後、土に中に潜って、土の粒子を使って「土まゆ」を作り、その中で蛹になります。その期間は40~45日くらいです。

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